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ナンナカラ アドケタ
Nannacara adoketa

現在販売しておりません   -----円(ペア)

オス、販売魚サンプル。 メス、販売魚サンプル。左オスと同率にて撮影。

(現在の販売について)
ペア ○ 販売できます
オス単品 × 販売できません
メス単品 × 販売できません 

(販売魚詳細)
系統 現地採集個体の子孫(詳細下)
産卵日 2015年9月15日
サイズ オス9cm、メス7cm(サイズは参考程度にお考え下さい)
備考 個体によっては縞模様に若干乱れがあります。個体差によりお届けする魚が写真とイメージが異なる場合もあります。

系統詳細(初代は全て別個体)

初代♂
  X-------------- F1
初代♀
              X-----販売魚
     初代♂
初代♂   X------ F1
  X----- F1♀
初代♀


オス、実際の販売魚サンプル

以前の写真

(この種類について)
ネグロ川上流域に生息する縞模様が特徴的なナンナカラです。頭部やヒレ基底部などにオレンジ色が発色し、鱗1枚1枚はメタリックグリーンで縁取られる非常に美しい魚です。かなり大きくなる種類で成魚のオスでは10cmを超えます。またとても寿命の長い魚で状態良く飼育すれば10年以上生きると思います。

(飼育について)
飼育自体はとても簡単です。エンゼルフィッシュと同じように飼育できます。水質調整も特に必要ないくらいです。ただ、そもそもネグロ川上流域に生息する種類ですのでpH低めの軟水で飼育した方が、より美しく健康に飼育できると思います。底砂にアクアソイルなどを使用して頂ければいいと思います。砂をほじくり返したり、水草を噛み砕いたりするのでその点はご注意下さい。結構大きな魚ですので水槽もできればなるべく大きい方がいいです。45cm〜60cmくらいの水槽でも飼育可能ですが、ペアのケンカには注意して下さい。奥行きが45cmある水槽ならゆっくり飼育できると思います。エサは何でもとってもよく食べます。人工飼料中心に与えて下さい。オレンジ色も美しい魚なので色揚げ効果の高いエサも有効だと思います。成長期の間は少々多めにエサを与えても大丈夫ですがその後は与え過ぎには充分ご注意下さい。食べ過ぎにより調子を崩しやすい面があります。

(繁殖について)
繁殖もそんなに難しくありません。アピストグラマとは異なり流木の表面などに産卵するオープンスポウナーです。雌雄で共同して卵や稚魚を守ります。大きなメスならかなり沢山の卵を産みます。ペアの折り合いがよければ比較的簡単に産卵してくれると思います。ただし産卵時の水質が適切でないと孵化しなかったり異常のある稚魚が生まれることがあります。この点だけ注意が必要です。通常の飼育水(繁殖用ではない水)でペアをストックしていると時々産卵するのですが、卵は孵化しないようです。また過去にはこんなこともありました。初めてワイルド個体が産卵した時のことです(まだ20世紀でした)。沢山の卵が産み付けられており、無事に孵化しました。しばらく後には稚魚が泳ぎ始め、喜んでいたのですが、なんだか様子がおかしいのです。稚魚達はてんでばらばらに泳ぎ回り親は稚魚を集めるのに忙しそうです。普通なら親の周りに集まっていそうなものです。自由遊泳に入ったのでとりあえずエサ(ブラインシュリンプ)を与えましたが、食べていないようです。まだ稚魚が小さすぎるのかな?と思い、数日様子をみましたが状況は変わりませんでした。さすがに異常だと感じ、改めて稚魚をよく観察したところ、なんと目が正常に発生していなかったのです。ほとんどの稚魚の目が痕跡しかないのです。ばらばらに泳ぎ回るのも、エサを食べないのもこれが原因でした。目が正常に発達していた十数匹だけが大きくなったのですが、この魚にも問題がありました。アドケタ特有の縞模様が完全にマーブル模様になっていたのです。なんの種類かよく分かりませんでした。たまたま1回だけの事と思い、何回か繁殖を繰り返しましたが結果は同じでした。水質を抜本的に変える必要があると感じました。結局、純水器を使用することで目の問題は解決し、模様の方も相当に改善されました。ただ模様に関しては現在に至っても若干乱れる個体が出現します。最初の繁殖水槽は90X45X45cm水槽とアクアソイル1袋(9リットル)の組み合わせでした。おそらくはアクアリウム5と同じような水質だったのではないかと思います。アドケタの場合アクアリウム5程度の水質では異常のある稚魚が生まれたり、卵が孵化しない可能性があります。もしなかなか繁殖が上手くいかないとすれば水質を更に調整する必要があります。具体的には総硬度1゚dGH(以下)、pH5(以下)を目指して水作りを行って下さい。これくらい調整されていれば正常な稚魚が生まれてくると思います。元気な稚魚さえ生まれてくれば、その後の育成はとても簡単です。アドケタの稚魚はたいへん丈夫でアピストグラマの稚魚のような弱々しさは全く感じられません。エサも沢山食べさせて大丈夫です。大丈夫というよりその必要があるといった感じです。ただし食べ残しが出ないように丁寧に与えて下さい。稚魚のエサはやはり孵化させたブラインシュリンプが最適です。与えたことはありませんがベビーフード(人工飼料)の類ももしかしたらかなり小さいうちから食べるかもしれません。最初の2ヶ月間はなるべく急激な変化を与えないように水質管理を行って下さい。ただアピストグラマほど緻密にやる必要はないかもしれません。繁殖水槽は45X30X30cmでも大丈夫です。水量が少ないので水質調整は容易になります。ただ成魚サイズのアドケタには水槽が小さいので産卵後、オスとメスが喧嘩するようならオスを取り出した方がいいです。また稚魚が多い場合、多量のエサを与えるので飼育水が汚れてきます。稚魚は元気なのですが親が弱ってしまうことがあります。産卵から1ヶ月くらいで親だけ取り出した方がいいかもしれません。奥行きが45cmある水槽なら産卵後も問題なくペアで飼育できます。交代で卵を守る様子などアドケタ本来の繁殖行動を観察できると思います。水質も安定するので先に親を取り出す必要もないかもしれません。

(お勧めの繁殖水槽)
アクアリウム6のようなセッティングがお勧めです。アクアソイル水槽から総硬度1゚dGH(以下)の原水を調達し、多めのブラックピートでpHを下げます。落ち葉やブラックウォーターの素などを用いて飼育水を茶色にすればなおいいと思います。稚魚が多い場合、大量のブラインシュリンプを与える必要があります。食べ残しが出ないよう水槽内はアクアリウム6のようになるべくシンプルな方がいいと思います。


以下参考写真
参考個体オス5歳。11cm。
参考個体メス7歳。9.5cm。オレンジ色の発色がとても美しい個体です。
参考個体オス7歳。12cm。成長に伴い体高も違ってきます。
成熟したメスは独特の体色(婚姻色)となります。縞模様はオス以上に明瞭で、顎の下から下腹部にかけても真っ黒になります。胴にはオスよりも鮮やかなオレンジ色が発色することもあります。アドケタは雌雄の判別の難しい魚ですが、この体色が出れば間違いなくメスです。
メスと稚魚達(参考写真)。植木鉢の破片の上に産卵しました。
アドケタの稚魚の模様は親とは異なります。きらきら輝くドットがかわいいです。

(アドケタに関する注意点)
成魚のヒレの欠損や裂けはなかなか再生しませんのでご注意下さい。
この程度の欠損ならすぐに再生しそうなものですがアドケタの成魚(特に老成個体)ではなかなか再生しません。尾ビレが裂けた場合、ちょっとくらいなら大丈夫ですが大きく裂けてしまうと再生しない(くっつかない)ことがあります。そのままツインテールみたいになってしまいます。腹ビレの先端も本来は尻ビレに掛かるくらいまで伸びるのですが、この個体ではかじられて短いままです。徐々に伸びますが時間が掛かると思います。ある程度成長の止まった個体ではなるべくヒレに傷が付かないように、混泳魚など注意した方がいいです。成長期の若い魚なら問題なく再生するようです。



     


ウアウペス川とネグロ川の
合流する辺りが生息地の
ようです。